2022年は鉄道開業150年ということで、JR東日本が期間限定で発売した「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」を使って、3日間の鉄道旅をしてきました。2023年の3月にも「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」という形で販売されましたが、今回の旅は10月に発売された時のものです。
22,150円で3日間、フリーエリア内全線の普通列車と急行・特急(新幹線含む)の自由席が乗り放題で、新幹線や特急の指定席もあらかじめ指定を受ければ4回まで乗車可能というものです。
JR東日本鉄道開業150年スペシャルサイト 「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」
この夢のような切符を使いまして、未乗区間中心にたくさんの列車に乗ってきました。
大宮からスタートです。上越新幹線とき301号で新潟へ向かいます。大宮の時点でかなりの乗車。3列がけのところになんとか座れました。他の座席も必ず誰かと相席になるという感じです。
高崎でたくさんの方が降りていきました。今回の旅は全日程平日なのですが、高崎まではビジネス需要が多い印象でした。その先は車内は落ち着いてきました。長岡でまたビジネス需要と思われる乗車があり、新幹線の利用状況を感じることが出来ました。
そして新潟駅ではこの後に乗り継げる特急いなほ1号に長蛇の列ができていました。おそらくみなさん私と同じように東日本パスを利用する人たちでしょう。指定席を利用するか迷いましたが意外にも窓側の席に座ることができました。
E653系には今回が初乗車でした。もとは常磐線特急のフレッシュひたちに車両でしたが、新型E657系の登場によって2013年ごろから「いなほ」、その後に「しらゆき」にも転用されています。座席は背もたれのリクライニングの他に、座面を前後に動かすこともできるようになっており特殊な構造になっています。
大宮駅で購入していた駅弁で朝食です。鶏めしを購入しました。
新潟を出てから白新線を進み、新発田駅から羽越本線に入ります。これにて白新線完乗、今回の旅で一つ目の完乗路線です。しばらくは田園の中を走りますが、村上駅を過ぎてしばらくすると日本海が見えてきます。今回の旅では羽越本線からの日本海の眺めが一番の楽しみでしたので、この眺めには大満足です。海を眺めたいという方は秋田方面の場合は進行方向左手側、新潟方面の場合は進行方向右手側の座席を確保することをお勧めします。
地図を見るとわかりますが、山と海の間のわずかな土地に鉄道が敷設されているのでトンネルも多いです。
庄内平野に入ると、内陸部へ進路をとり海とは離れます。田んぼが広がり、米どころとして有名なのがわかります。平野部ということもあって線路も直線的になり、気持ち良く加速していくのが分かりました。鶴岡、余目、酒田と庄内地方の主要駅に停車していきます。
余目駅からは陸羽西線が分岐しており、一部は酒田始発となっています。陸羽西線は高屋トンネル施工に伴い2024年ごろまで全列車運転取り止めで、バス代行になっているそうなので乗りに行かれる方は注意が必要です。
象潟駅が秋田県最初の停車駅です。終点の秋田駅までだいぶ近づいてきました。この付近ではまた海沿いを走ります。羽後本荘駅付近では海から離れますが、また最後海沿いに戻り秋田駅へと向かっていきます。
12時3分秋田駅に到着です。ちょっと遅延してたような気もしますが、忘れてしまいました。新潟から3時間40分ほどの乗車で、これにて羽越本線も完乗と言いたいところですが、羽越本線の新津〜新発田間が未乗なのでまた今度乗りにきたいと思います。この後は12時40分発のつがる3号で青森へ向かいます。
乗り継ぎに時間があるので乗ってきた「いなほ号」を撮影します。オレンジのカラーと夕日のデザインが美しいです。今回は自由席でしたが、この車両のグリーン車は豪華なことで有名なので、次回乗車時の楽しみにしたいです。
乗り継ぎに時間があるので、秋田駅構内を見て回りました。
秋田といえばナマハゲということで迫力あるお顔が展示されていました。
また、有名なお祭りの一つ竿燈まつりの竿燈もありました。続く
大宮 6時33分 とき 301号 新潟 8時12分着 8時22分発 いなほ 1号 秋田 12時03分着
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