2022年の乗り鉄記録、前回の続きです。
糸魚川駅からは北陸新幹線で富山まで向かいます。ちょうどお昼の時間だったので糸魚川駅で駅弁あるかなと探しましたが、無かったのでコンビニで軽食を購入して乗車しました。
新幹線なので高架からは日本海を見れたり、街並みを見渡すことができました。
富山で下車します。剥き出しの鉄骨や梁が、現代建築らしさ?があってカッコ良いなと思いました。
富山からはいよいよ高山本線の乗車です。まずは14時21分発の猪谷行きの普通列車に乗車します。外国人観光客に高山まで行くのかどうか聞かれたのでこの列車であってるよと答えました。
千里駅や越中八尾駅など趣のある駅舎で、途中下車するのも良さそうです。
笹津駅を過ぎると神通川に沿って山間部を走行するようになってきます。山深くなるにつれてまた積雪が目立ってきました。
15時5分に猪谷に到着です。山間の雪深い駅という印象ですが、富山からは50分ほどしか離れていません。また、この駅はJR西日本とJR東海の境界駅でもあります。乗り継ぎの列車はお馴染みのオレンジ色の帯がついています。
猪谷から先はさらに渓谷が深くなっていきます。神通川は上流部では宮川と呼ばれます。その宮川に沿って進みます。
水墨画の世界が広がります。2019年の1月に飯山線を乗りに行った時のことを思い出します。
坂上駅で対向列車待ち合わせのため停車しました。待っている間にホームに降りて写真を撮りました。この日、対向列車は雪の影響で遅れが発生していました。対向は特急ひだ号で当時はキハ85系での運行でした。雪の中を疾走していく姿を見ることができて感激でした。写真を撮り逃したのは痛恨です。
坂上駅の様子です。新たに積もった雪で覆われています。雪に埋もれる山間の駅。関東に住む私にとっては旅情のある風景です。来て良かったと思いました。
駅の近くにある山にも雪が降り積もっていました。雲で隠れて全容が見えないのも雰囲気があってようですね。
おそらく飛騨細江駅ですが、かなり雪が積もっています。飛騨細江を過ぎると少し周りが開けて飛騨古川駅に到着します。飛騨古川からはそこそこの乗車がありました。
16時28分に高山駅に到着です。
ここから特急ひだ18号に乗車します。現在はJR東海から引退しているキハ85系に乗車です。
気動車の特徴を活かして運転台側と妻面側で連結していました。
座席はオレンジのデザインです。かなりしっかりした作りでクッション性もよく座り心地も良かったです。また、通路から少し高い位置に座席が配置されています。大きな窓との相性は良く、以前使用されていたワイドビューという愛称にふさわしい良い眺めを楽しめる座席です。
富山駅で購入していた鱒寿司を食べました。
日が暮れて暗くなった頃、下呂駅に到着しました。日本三名泉の一つである下呂温泉の最寄駅です。飛騨川沿いに立つ温泉旅館やホテル、街灯の灯りが良い雰囲気を醸し出しています。先ほどの高山と合わせて観光で訪れたいですね。
岐阜駅では対向のひだ17号と交換待ちがありました。ひだ17号は新型車両のHC85系でした。また、岐阜駅からは進行方向が変わりますが、周りのお客さんが座席を動かす気配がなかったので私もそのままにしました。
名古屋駅に到着しました。少しホームを歩いて外から車内を観察しました。普通車の座席はなかなか良いと感じましたが、グリーン車の座席はさらに厚みのある重厚な作りで座り心地が良さそうでした。隣のホームには特急しなのが停車していました。デザインが似ているのでぱっと見は特急ひだと同じ車両に見えますが、しなのの車両は電車で383系という車両です。
新幹線ホームから見たキハ85系特急ひだです。もう少し車両を眺めたり、回送されるところ見れたらと思いましたが、新幹線に乗り遅れるとまずいので諦めます。
のぞみで一気に東京へ帰ります。新幹線のスピードはとんでもなく速いです。
東京駅に到着しました。長い1日でしたが、大糸線と高山本線の完乗ができてよかったです。景色も関東ではなかなか見ることのできない雪景色を楽しむことができましたし、キハ85形に乗車できたのも良い経験になりました。今後も完乗目指して頑張ります。
糸魚川駅 13時29分発
はくたか561号
富山駅 13時56分着
14時12分発
高山本線 860D
猪谷駅 15時5分着
15時8分発
高山本線 1722D
高山駅 16時28分着
16時34分発
ひだ18号
名古屋駅 19時6分着
19時23分発
のぞみ118号
東京駅 21時00分着
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