JR完乗への航跡 JR東日本パスで一気に乗り潰し2022年10月⑤

乗り鉄

 前回の続きです。東日本パス最終日です。前日は普通列車メインでしたが、今日は新幹線、特急がメイン移動です。東日本パスの本領発揮といったところです。

 盛岡駅に向かって歩きます。朝早いのでまだ人通りは少ないです。よく晴れた気持ちの良い朝です。屋根付きの通りや商業施設があります。

 昨日も通った開運橋と北上川です。昨日は夜の時間でしたが、朝晴れた時間で、奥に岩手山が綺麗に見えます。山が見える街って憧れます。

 盛岡駅に近づいてきました。国際興業バスかと思ったら、岩手県交通というバス会社でした。が、後で調べてみたら、国際興業バスの元傘下だったようで自分の直感は当たっていました。

 盛岡からはやぶさで大宮へ向かいます。いきなりの大移動です。ちなみに東日本パスは指定席を4回まで利用できましが、1回目の利用がこのはやぶさです。

 発車まで少し時間があったのでゆっくり新幹線を眺めます。ロゴのかっこよさもさることながら、やはり先頭車の空力を考えられたデザインがカッコ良いです。曲線美ですね。

 爆速で走行するはやぶさは39分で仙台に到着しました。約180キロの距離を1時間かからずついたので速すぎです。一瞬で流れていく車窓は爽快感があります。

 写真左は白石蔵王付近です。奥に見えるのは蔵王山でしょうか。写真右は上越新幹線との合流地点です。

 大宮駅で下車しました。この日も良い秋晴れです。2日前に出発した日が懐かしいです。

 大宮からは今回2回目の上越新幹線とき号で新潟方面へ向かいます。上越新幹線は自由席があるので、利用しやすいですね。E2系に乗れるのも嬉しいです。

 ここで朝ごはんの牛タン弁当です。ナルホットという加熱機能がついているので暖かく美味しい弁当を食べることができました。

 初日は新潟まで乗車しましたが、今回は長岡で下車します。乗車してきたE2系を眺めます。現在上越新幹線からは撤退しており、東北新幹線での活躍が続いています。個人的にE2系は好きなので、まだまだ活躍が続いてほしいです。200系リバイバルカラーが誕生しましたが、あさまカラーもやってくれたら嬉しいです。

 長岡駅の改札の様子です。ちなみに改札内には現美新幹線の座席の展示がありました。現美新幹線のデザインがカッコ良いので一度生で見たかったです。

 長岡からは特急しらゆきで直江津方面へ向かいます。初日はいなほで秋田方面を目指しましたが、今日は逆方向といった感じですね。

 ここで指定席2回目の利用です。Twitter(現在X)の投稿で、普段空いている特急列車の自由席が東日本パスの利用で混雑しているというものがたくさんありました。これから乗車する信越本線は日本海側を通る路線なので、海側を確保したいと考えた私はここで2回目の指定席を確保したのです。

 しらゆきに使用される車両はいなほと同じE653系です。いなほでは座席が青色でしたが、しらゆきは赤色の座席でした。指定席なので確実に海側に座れましたが、自由席でも大丈夫そうだったので心配損でした。

 本日2個目の駅弁です。山賊焼弁当です。

 長岡駅の次は柏崎駅に停車します。ここには有名なブルボンの本社があり、でかいビルがあります。ここから越後線に乗り換えることもできます。

 柏崎からはいよいよ日本海の眺めを見ながらの旅です。昨日見た三陸の太平洋とは印象がやはり違いますね。柏崎から2つ隣の信越本線の青海川駅は海に近い駅としてInstagramなどで有名になっています。

 途中柿崎駅に停車し、次に停車するのは直江津駅です。JRの信越本線はここで途切れており、ここからはえちごトキめき鉄道になります。糸魚川方面の日本海ひすいラインと妙高高原方面の妙高はねうまラインに分かれています。しらゆきはかつての信越本線でもある妙高はねうまラインに直通します。

 終点の上越妙高で下車です。それにしてもいなほと同じ車両ですが、デザインが違うだけでだいぶ印象が違いますね。駅名標の妙高山のデザインも地域のシンボルという感じで良いですね。

 上越妙高駅の外観は近代的な感じで、改札口は木材があしらわれていて温かみのある内装です。JRの新幹線改札は普通な感じだったかもしれないです。

 ここからは北陸新幹線はくたか号でまた大宮駅へ戻ります。自由席を利用しましたが指定席は満席とのことでした。座れないかもという不安を抱きながら待ちましたが、自由席は3人がけのところを1人で座れるくらい空いていました。

 本日2回目の大宮駅です。見覚えのあるホームですね。

 自宅にいらない荷物を置き、東京駅目指して赤羽で乗り換えを待っていたところ、特急草津がやってきました。

 自由席があるのでちゃっかり乗車です。短い時間ですが651系の車内を堪能します。

 重厚なつくりの座席がとても気持ち良いです。現在は引退してもう乗車できないことを考えると、本当にラッキーでした。

 上野駅で下車しました。地上ホームに到着です。この後は東京駅からひたちに乗車する予定でしたが、上野から乗車することにしました。少し時間ができるのでヨドバシカメラ行ったり、弁当を買ったりして時間を使いました。

 上野駅から乗るひたち19号は仙台行きです。これで朝にはやぶさで通過した仙台へ向かいます。指定席利用3回目ですね。この日はしらゆきがE653系、草津が651系なので常磐線にゆかりのある列車ばかりですね。

 本日3個目の駅弁です。常磐線特急乗車ということで常陸牛の焼肉弁当にしました。

 途中から日が落ちてしまい車窓はほとんど見えなくなってしまいました。写真左は富岡駅で、右は浪江駅です。東日本大震災と福島第一原発事故の影響で長らく不通が続いていた常磐線ですが、2020年3月14日に富岡〜浪江間が運転再開し、9年ぶりに全線開通しました。暗くて外の様子はほとんど分からなかったので、また機会を作って日中に乗車しに来たいと思います。

 仙台にて下車しました。約4時間30分の所要時間ですが、コンセントありWi-Fiありの車両ですし、チケットレス特急券なら上野〜仙台間1880円(運賃別途必要)なので意外とお得かもしれないです。

 階段アートと改札付近です。仙台駅は初めて降りました。

 仙台駅の外に出てみました。大宮駅と似ているなという印象ですが、仙台駅の方が街の規模が大きいように感じます。

 仙台といえば牛タンということで、牛タン食べました。肉厚なのに柔らかくて美味しかったです。6枚しかないので大事にいただきました。特に調べず駅ナカのお店に入りましたが、後で仙台駅に牛たん通りという牛タンを扱うお店が集まっているところがあるのを知りました。こっちの方が改札にも近いので便利かもしれません。

 この日最後の列車です。朝にはやぶさに乗ったので、今度はこまちで大宮まで向かいます。こまちの利用で指定席4回利用したことになります。

 こまちは2+2の座席配置で座席自体も重厚な感じなのではやぶさに乗るより少しリッチな気持ちになれます。座席の色も稲穂イメージした色で気品あるような色合いです。仙台〜大宮間の移動は本日2回目です。もう夜なので外は何も見えません。

 今日3回目の大宮駅です。1時間8分の所要時間でした。新幹線だと本当にあっという間です。降りる時にミニ新幹線ならではのステップを写真に撮りました。かなりホームとの隙間があるのでステップがないと危険ですね。

 名残惜しいですが、これにて全行程終了です。3日間濃密な時間を過ごすことができました。150周年パスのおかげでたくさんの路線、列車に乗車することができ、人生で一番乗り鉄した日々となりました。次は160周年記念パスが発売されることに期待したいと思います。

盛岡 7時37分発

はやぶさ6号

大宮 9時25分着
   9時53分発

とき313号

長岡 11時10分着
   11時18分発

しらゆき4号

上越妙高 12時25分着
     13時00分発

はくたか562号

大宮 14時27分着

埼京線で移動

赤羽 15時15分発

草津2号

上野 15時26分着
   16時00分発

ひたち19号

仙台 20時28分着
   21時31分発

こまち48号

大宮 22時39分着
JR東日本びゅうダイナミックレールパック

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