JR完乗への航跡 大糸線・高山本線①

乗り鉄

 2022年の12月に大糸線、高山本線の乗車に行きました。本当は北海道に行って特急オホーツクのグリーン車(当時はまだキハ183系)に乗るつもりでしたが、大雪で飛行機が欠航してしまい旅程が崩壊したのでその代わりの旅程です。

 新宿8時発のあずさ5号に乗車します。このあずさ号は松本の先、大糸線に乗り入れ南小谷駅まで行きます。

 あずさは中央線特急で利用者が多く、この日もたくさんの乗車がありました。沿線にある温泉地へ向かう人や、雪山でスキーなどする人が多くいる印象でした。ちなみに座席上のランプが緑なので隣の人が来ることになっていますが、結局来ませんでした。

 寒波が押し寄せてきており天候が数日読めない日々でしたが、この日は晴れており新宿のビル群を綺麗に見ることができました。高尾を過ぎると、東京の住宅街の景色から山並みの景色になり、トンネルも多くなります。

 特に塩山勝沼ぶどう郷から塩山にかけての甲府盆地の眺めはとても素晴らしいです。晴れていることもあってかなり遠くまで見渡すことができました。朝靄の中に朝日が差し込む様子は幻想的です。少し後ろを振り返ると富士山も綺麗に見ることができました。

 甲府に到着。少々の乗降があり、山梨県の中心部である事を感じます。

 小淵沢に到着。晴れて綺麗に山が見えています。甲斐駒ヶ岳でしょうか。(違ってたらすいません)反対側にある八ヶ岳には雲がかかっており、天気が違っていました。

 小淵沢を過ぎてからは雪が目立ってきました。写真は塩尻手前の車窓です。

 松本に到着しました。後ろ3両を切り離してから大糸線に入り、南小谷駅を目指します。この日は大糸線の普通列車が遅れていたので出発が遅れていました。

 大糸線区間はいよいよ雪が多く積もり、雪の多い地域である事を感じます。雲間から時折り見える山の姿が幻想的であり威厳も感じさせてくれます。乗車する1日前だと、大雪で遅延が発生していたので天候には恵まれました。

 カーブが急なところでは先頭車が見えます。雪景色の中を進むあずさは格好良いですね。

 3分ほど遅れて南小谷に到着しました。時間がないのですぐに普通糸魚川行きへ向かいます。ちなみにこの南小谷駅がR東日本とJR西日本の境界になっています。糸魚川行きの普通列車は1両しかなく良い席は無くなっていました。新幹線乗り換え目的と思われる人や18きっぷ利用者が多数乗車され、ちょうど席が埋まるくらいでした。

 大糸線は姫川に沿って進んでいきます。

 たくさんの鉄橋を渡ります。普通列車はワンマン運転なので、後ろに立って後方を眺めるととても楽しいです。

 姫川は急流として有名であり、多くのダムと発電所があります。写真は姫川姫川第六発電所と新姫川第六発電所で、小滝駅の駅前にあります。

 写真左は根知駅で右は頚城大野駅手前です。気づいたら雪が無くなって、雨が降るようになりました。後方を見ると、雪山が見え、峠を越えてきた事が分かります。 

 糸魚川駅に到着です。これで大糸線全線完乗です。18きっぷ利用者と思われる方々が折り返し列車の座席確保のためたくさん並んでいました。

 全然知らなかったのですが、糸魚川駅には車両展示スペースがあります。他にも翡翠の展示やジオパークの解説などがあり、次回はゆっくり時間を作って訪れたいと思いました。このあとは富山に向かい、高山本線に乗車していきます。

新宿 8時00分発

あずさ5号

南小谷 11時59分着
    12時7分発

大糸線 427D

糸魚川 13時5分着

JR東日本びゅうダイナミックレールパック

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