4月に山に行ってきました。登山は初心者ですが、経験豊富な友人とだったので安心して挑めました！
行ってきたのは山梨県の権現山。標高1311mで、山梨百名山の一つです。登頂までのルートは三ツ森北峰からの縦走ルートを使用しました。下山ルートは何パターンかあるので、権現山についてからその時の天候や体力状況、時間をみて現地で決めるという感じで挑みました。
まずは中央線の猿橋駅に集合です。9時に集合し、その後バスで杉平入口というバス停まで乗車します。運賃は４５０円でした。バス停から登山道までは里山の集落を歩くルートで、歩いて20分くらいでした。登山道入り口では後ろを振り返ると綺麗に富士山が見えました！
登山道に入るとひたすら上りが続きます。私は体力に自信がある方ですが、結構しんどかったです。そんなに高く無い山なら余裕だろと思っていたのが間違いでした。友人からも、尾根に出るまでは登らなきゃだからこんなもんだよとのお言葉をいただきました。道自体はしっかり整備されていて、初心者の人も見失うことなく登る事ができると思います。
そしてスタートから約１時間40分。ずっと上りで汗だらけになってきたところ、最初の目的地標高1241mの三ツ森北峰に到着しました。ここで３０分ほど休憩を取りました。ここまでで歩いた距離は約４km。スタート地点の標高が400mほどでしたので、800mほど登ってきました。展望の良い山頂で、ここから富士山を眺める予定でしたがあいにく雲に隠れて見えず。ですが眼下には新緑鮮やかな山並みと、点在する町が見渡せて本当に良い眺めでした！
眺めを楽しみ、軽食を取ったら今日最高地点となる権現山へ向かいます。尾根を進んでいくのですが、途中小さなピークがいくつかあるのでアップダウンがあります。降りて登ってを繰り返すので、この区間も結構ハードでした。山道に慣れていないので、降りの方が滑りそうになるのを踏ん張って耐えなければならずきつかったです。三ツ森北峰から約20分で麻生山に到着し、そこから約40分でついに権現山に到着です！スタートから約７km歩きました。
権現山の山頂には山梨百名山の碑が立っていたり、三角点があったりと、三ツ森北峰より整備されているなと感じました。ここも展望がよく、富士山を見たかったのですがやはり雲の中でした。そして時間がちょうど13時だったのでここでお昼にしました。私はコンビニでおにぎりをたくさん買ってきていたのですが、めちゃめちゃお腹が空いていたので余裕で全部食べてしまいました。大自然の中での食事は最高。だったのですが、ここで一つ問題発生。雨が降ってきました。ポツポツくらいだったのでよかったのですが、急いで上着を着てじっとしているのも寒いので出発することにしました。
下山ルートは４パターンほどあったのですが、とりあえず用竹方面へ向かうということを決めて出発しました。このルートはとてもなだらかな道で歩きやすく、ハイキング感覚でどんどん歩いて行くことができました。20分ほで隣の雨降山に到着し、そして雨が少し強くなりました。雨降山で雨が降る。なんというタイミングでしょう笑。そのまま用竹方面へ下山し、時間があったので要害山という展望の良い山へ行くルートを取りました。二本杉山という場所で要害山へ向かうルートに分岐します。この辺で雨は止みました。道は依然としてなだらかで歩きやすいです。
そこから50分ほど歩くとコヤシロ山に到着します。スタートしてから１４kmほどです。ここも展望がよく、中央自動車道の談合坂サービスエリアが見えます。またこの付近はトレイルランニングのコースにもなっており、かなり整備されていると感じました。ここで20分ほど休憩をとり、再び出発します。途中、風の神というかっこいい名前のピークがあり、そこから10分ほどで要害山に到着しました。ここも非常に展望の良い山で、神奈川の丹沢山の山々を見ることができました。
そして要害山から下山し、スタートから約１７.５km。無事にバス停まで辿り着くことができました。が、次のバスが１時間後！そしてまた雨が降る！しかも強め笑。仕方なく雨の中上野原駅まで歩くことにしました。駅まで結構時間がかかりましたが、雨が止んだ後に綺麗な虹を見ることができたので結果良かったです。
この日1日で７時間半で１７kmちょっと歩きました。実際には帰る時バス停から上野原駅まで歩いているので８時間以上で１９kmくらいかもしれません。結構ハードでしたが、自然を満喫できました。また山に行きたいと思える1日でした。
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