JR完乗への航跡 御殿場・身延線②

乗り鉄

前回の続きです。

沼津からスタート

御殿場線の全線完乗を達成したので、次は身延線に乗車していきます。身延線は富士駅からの乗車となります。まだ沼津駅なので富士駅を目指しましょう。

沼津駅 13時07分 発

東海道本線 普通 239M

富士駅 13時26分着

富士駅では10分ぐらい乗り換えに時間があるので、改札の外に出て周りを見てみます。居酒屋などお店はそこそこあるように見えますが、年末だからか人影はまばらな感じがしました。ハリーポッターに出てきそうな公衆電話はありました笑。

身延線


 身延線は静岡県の富士駅から山梨県の甲府駅までを結ぶ88.4kmの路線で、1928年に富士身延鉄道という私鉄によって全線開業した路線です。その後1941年に国鉄化され、1987年の国鉄分割民営化の際JR東海に引き継がれました。

 沿線には東側に富士山があり、西側に富士川が流れています。富士山はご存じ日本一の山で、富士川は日本三大急流の一つです。また、途中の身延駅は日蓮宗総本山久遠寺の最寄駅です。

 普通列車の他に特急(ワイドビュー)ふじかわ号が7往復走っています。

身延線で富士宮駅まで

 富士駅の周りをちょっとみたら時間になったので身延線の乗車開始です。13時39分発西富士宮行きに乗車です。車窓は富士山を横目に市街地を走っていくような感じです。この日は全部が見えたわけではないですが、それでも裾野は見えるのでそこにあるのだなという存在感を感じました。

富士駅 13時39分発

身延線 普通 3549M

富士宮駅 13時58分着

 終点西富士宮の一つ手前、富士宮駅で一度下車しました。目的はB級グルメで有名な富士宮焼きそばを食べるためです。が、あまり時間がなくお店に行って食べるのは難しそうだったので富士宮焼きそばの駅弁を買って駅で食べました。

 お弁当容器に加熱できる仕組みが備わっており、暖かい焼きそばをどこでも食べることができます。12月の寒い時期にはありがたい仕組みでした!

 その後はしばらく駅前広場を見てみました。周りはビジネスホテルが多くありこの辺りの拠点となっていることが感じられます。

甲府駅へ

 富士宮駅からは14時37分発の普通列車で甲府駅まで行きます。甲府駅までは2時間38分の長旅です。一つ隣の西富士宮駅を過ぎると大きくカーブしながら山間部に進んでいきます。このカーブのところで富士宮の市街地がよく見渡せるのでとても良い眺めでした!

 沼久保駅を過ぎると富士川との併走です。グネグネと左右に蛇行しながら流れる様はダイナミックです。鉄道が敷かれる前の江戸時代から明治時代では、富士川を利用した水運が盛んだったようです。(富士川船運の歴史をたどる

 単線ということもあり、途中駅で交換をしながら一駅一駅進み、波高島駅を過ぎると富士川とは少し離れていきます。富士宮から2時間経とうとする頃、鰍沢口駅に到着し甲府盆地に入ります。次第に甲府の市街地に近づくと乗客も増えてくる印象です。善光寺駅を過ぎると中央線との併走区間になります。身延線にだけある金手駅を過ぎると、17時15分甲府駅に到着。身延線の全線完乗も達成です!

富士宮 14時37分発

身延線 普通 3633G

甲府  17時15分着

 余韻も束の間、6分後の中央線に飛び乗り帰路につきました笑

終わり

 今回は2019年12月の御殿場線と身延線の乗車を書いていきました。記事として残していきたい乗車はまだたくさんありますのでこれからもよろしくお願いします。

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