JR完乗への航跡 篠ノ井線・飯山線③

乗り鉄

 2019年の乗り鉄記録、前回の続きです。

 松本駅からはいよいよ篠ノ井線の乗車です。(実際は塩尻から既に篠ノ井線区間です)

松本 11時9分発

篠ノ井線 2239M

長野 12時22分着

 普段から利用客が多いのか、18きっぷシーズンで混んでいたのかはわかりませんが、既に座席は埋まっていました。ドア付近で立ちながら車窓を楽しむことにします。

 篠ノ井線は松本を出発すると、犀川沿いを進んでいきます。川の対岸に北アルプスの山々があるはずですが、曇り空でその姿を見ることはできませんでした。明科からは長野に向けて東に向かい、山に囲まれた中を進んでいきます。

 そして、冠着駅を出ると、次はいよいよ姨捨です。日本三大車窓の一つである姨捨からの善光寺平の眺め。とても楽しみで、今回の旅の目的の一つです。冠着からのトンネルを抜けると、木々の合間からチラチラっと遠くまで広がる善光寺平が見えました。ついに日本三大車窓のポイントまで来た!というワクワク感と、意外と木々が邪魔で見づらいという複雑な気持ちになりましたが、姨捨駅に近づくと木々も無くなり、雄大な善光寺平の眺めを見ることができました。電車の自動放送でも姨捨駅でスイッチバック運転をすることや日本三大車窓であることの放送がありました。

姨捨駅からの眺め

 眺めを堪能するために途中下車したいところではありますが、行程の関係で車内から姨捨の眺めをカメラに収めました。またここからの夜景も有名であり、2012年には日本夜景遺産に認定されているようです。今度は夜景を楽しみに訪れてみたいと思いました。

 また、姨捨駅はスイッチバック駅であり、長野方面に出発するときは一度逆向きに発車して引き上げ線に入り、再度進行方向を変えて本線に入るという進み方をします。このような構造の駅は無くなってきているので、貴重な体験でした!

 姨捨からは稲荷山駅に向かって勾配を駆け降りていきます。車窓の動画も少し撮ったのでよかったらご覧ください。

 稲荷山の次は路線の名前にもなっている篠ノ井駅です。ここで篠ノ井線は終点で、ここから長野までは信越本線区間になります。信越本線は北陸新幹線開業と、第三セクター化で路線が高崎〜横川、篠ノ井〜長野、直江津〜新潟の3つに分断されてしまっています。

 12時22分、姨捨駅から30分ほどでその時は眼下に見えていた長野駅に到着です。このまま飯山線に乗り換えたいところではありますが、長野〜豊野間は第3セクターのしなの鉄道の路線で、18きっぷでは乗車できません。ですので、一度改札を出てこの区間のきっぷを購入してきました。乗り換え時間も10分ほどだったので少しヒヤヒヤしました。

 次回は飯山線の乗車です。

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