前回からの続きです。東日本パス2日目の内容です。青森駅からスタートし、三陸方面に向かいます。
早朝の青森市内です。雨で濡れた路面が朝日で輝いています。
6時36分発の列車で青森駅から新青森駅に向かい、新幹線に乗り換えします。
かつての東北新幹線主力だった「はやて」の表示を見ることができました。エコキャップアートでは鉄道開業150年のデザインが展示されていました。
はやぶさ8号に乗車します。今回の旅程で初の東北新幹線です。ちなみに E5系に乗車するのも初めてです。新青森〜盛岡間の利用では、指定席を取らなくても東日本パスで移動可能でした。
八戸駅で下車しました。約30分の乗車でしたが新幹線を楽しめました。八戸駅は初めて来たのですが、東北新幹線八戸延伸開業の時にCMでよく見たので、なんだか懐かしい気持ちになりました。
改札の外に出てきました。日本三代駒の一つ八幡駒の展示がありました。調べてみると、そのほかは三春駒(福島県)、木下駒(宮城県)といずれも東北のものでした。
左の駅舎が新幹線ホームです。右側は在来線で、青い森鉄道とJR八戸線があります。
ここからは八戸線を使って三陸方面へ向かいます。7時33分発の鮫行きに乗車します。平日でしたので通学の高校生で混雑していました。途中の本八戸駅の方が市街地に近く、都会的な車窓でマンションもあります。
途中の陸奥湊駅で下車しました。
湊という字が駅名にあるように近くには八戸港があります。駅前も鮮魚店や市場が並ぶ通りになっており、朝の生活の様子を垣間見ることができたのかなと思いました。ここで下車したのはまだ朝食を取っていなかったので、この近くにある「みなと食堂」という場所に行こうと思ったからですが、平日の朝にもかかわらず、すでに並んでいました。予約表に名前と電話番号を書いて時間つぶしに八戸港の方に行くことにしました。
駅から歩いて10分くらいで八戸港に着きます。左写真に写っているのが八戸大橋という橋で、歩道部分からの港の眺めはとても良かったです。この付近は八戸港の中の館鼻漁港という場所で日曜日の朝になると館鼻岸壁朝市という朝市が開かれるようです。全長800m、約300のお店が並ぶということで物凄い活気がありそうです。館鼻岸壁朝市ホームページ
30分以上待って、ようやく順番が回ってきました。朝から物凄い人気店です。
漁師の漬丼をいただきました。ご飯の上に刺身がてんこ盛りになっており、漬けダレもよく絡んでいて大満足でした。辛抱強く待った甲斐がありましたし、このお店を知ったのは八戸線の車内でスマホで検索してのことでした。旅先で良い発見をすることができて、旅の醍醐味というのも味わえたと思います。
9時44分発の久慈行きに乗車します。車内は思いのほか混雑していました。私と同じように東日本パスの利用客だと思います。座るのは諦めて海側のドア付近に立ちました。ワンマン運転なので乗り降りすることがある時にしか開かないので落ち着いて車窓を眺めることができます。(乗り降りがあるときは邪魔にならないようにしてます。)
鮫駅を過ぎると海が見えてきます。広がる太平洋は昨日見た日本海よりも優しい雰囲気がしますし、松林の中を行くときは木漏れ日が美しく良い車窓でした。海もあり、山もあるというのが八戸線の車窓だと感じました。
途中駅の陸中八木駅。この付近からの太平洋の眺めはとても素晴らしいものでした。
八戸線の車窓をまとめてみました。
11時9分に終点久慈駅に到着です。これで八戸線全線完乗できました。この後は三陸鉄道に乗り換えます。
JRの駅舎と三陸鉄道の駅舎です。JRの方は綺麗で立派な印象で琥珀のアクセサリーの販売店もありました。三陸鉄道の方には三陸リアス亭というウニ弁当で有名なお店があります。
駅前の様子です。噴水があったり、歴史を感じる駅前デパートがあります。
近くの観光案内所にカフェがありましたのでコーヒーをいただきました。NHKの朝ドラで有名なあまちゃんの展示やドラマ内の世界を再現したジオラマがあり楽しめました。また案内所にはトレイルマップがあり、先ほど乗車していた八戸線沿線にはトレイルコースがあるようで、今度はアウトドアでも楽しんでみようと思いました。
三陸鉄道で宮古方面に向かいます。駅舎の跨線橋には漁船の大漁旗が飾られ華やかな通路になっていました。そしてホームには列車を待つ人の行列ができていました。この時点で良い席には座れないので、眺めが良さそうなところに立つ作戦にしました。
青森 6時36分発 奥羽本線 新青森 6時40分着 6時49分発 はやぶさ8号 八戸 7時17分着 7時33分発 八戸線 陸奥湊 7時52分着 9時44分発 八戸線 久慈 11時08分着
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